物流2024年問題、トラックドライバーの労働時間正常化です。
もし実施されれば、30%弱のドライバーが離職するとのアンケート結果。
※トラックドライバー求人サイト、プルル調べ
理由は、予想される収入減少です。
ドライバの収入は、全業種平均よりも低い、それがさらに下がる可能性大。
しかも、トラックドライバーの労働時間は長く、運送業の残業時間平均は80時間強です。
※厚労省調べ
慢性的低収入の要因は、荷主と物流業者との関係にあります。
ある物流業の配送料は、国が定める標準運賃料金の40%に過ぎません。
荷主は圧倒的に強い立場にある。
そのため、より安価な業者を選択できます。
しかも、標準運賃料金には、罰則規定がなく、遵守しなくとも公表されません。さらに、貨物の倉庫入れ、倉庫出しはドライバーが行う慣習です。
これは、料金に含まれません。これも、非対称性のひとつです。
数十年前は、5年働けば蔵が建つといわれたドライバー。今は低賃金の代表になった。その背景には、荷主と物流企業の非対称な関係があります。
このような非対称性は、様々な分野にあります。
大手製造会社と取引先の零細企業は、力関係が非対称です。このような関係性は、取引価格の低下、そして低賃金の慢性化をもたらします。
メディアは、このような非対称性の現場をもっと報道すべきです。なぜなら、低賃金は国民的関心事だからです。テレビ東京をのぞいては、そのような現場はほとんど伝えられません。
私はこのことに問題意識をもっています。